容器の可能性は無限大です
2022年5月21日

業務用食品専用ガラス容器に施されている加工とは

一般家庭でも多くの方が、お料理をする際にガラス容器を活用されていることでしょう。グラタンを作ったりスイーツを保管する際は、この容器に入れて冷蔵庫に入れると長持ちをさせることが可能です。一般的なタッパーと呼ばれる容器の場合、密閉することになるので風味が劣化するという特性がありました。そのため取り扱いに若干の注意が必要ではあるものの、ガラス容器が好まれるわけです。

街中にある飲食店などでも、業務用のガラス容器を多用されています。ここではこの、業務用食品専用ガラス容器で施されている加工についてみていくことにしましょう。その加工とは、フッ素塗装というものです。一般家庭の場合、作り置きをしたあとはすぐに洗浄をして片づけられるものです。

扱う個数も限られるのでお手入れをしやすいですが、業務用の場合は一度にたくさんのお料理を用意して詰めなくてはいけません。洗浄時も基本は機械でおこなうため、フッ素を表面に塗布した抗菌仕様のものが多い傾向です。さらに耐熱性を高めるためのコーティングも実施されているのが、家庭用との大きな違いです。業務用のオーブンなどは最高300度以上となり、通常のガラス容器では溶けてしまう恐れもあります。

それを避けるためにガラスを二重構造にしており、容器ごと加熱処理をして扱うことが可能です。以前は小売りはされていませんでしたが、現在ではECサイトを活用して小ロットから手に入れることができます。

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