義務化が進むデジタコについて

デジタコおよびタコグラフとは運行記録針とも呼ばれ、トラック・車両の運行を記録するための機器です。

運送会社などに勤務しているドライバーの方であれば、馴染みの深い方も多いことでしょう。車両へのデジタコ搭載の義務化がたびたび更新され、徐々にその範囲が拡大しています。近年行われた法改正としては2015年のもので、車両総重量が7トンもしくは最大積載量が4トン以上のトラックには搭載が義務づけられています。これまでは総重量は8トン以上、最大積載量は5トン以上だったためそれぞれ1トンずつ制約が厳しくなったということです。

さらに2017年にも法改正が行われ、総重量と積載量こそ同じであるもののトラックのみならず事業用自動車であれば全てに搭載義務が発生しました。事業用自動車であれば、トラックでも普通自動車でも関係なく4トン車は全て搭載しなければなりません。搭載の義務化の範囲が拡大しつつある理由は、トラックやバス・タクシーの運転手の労働環境にあります。

事務所や工場勤務などと異なり、勤務状況が見えにくいこともあって長時間労働が多い職種です。そのため所属する運転手や請け負う運送会社は、違法な未払い残業代や長時間労働を負担させられがちです。その対策として、走行距離を証明することで労働時間を明確にできるデジタコが義務化が進むという流れになっています。違法な長時間労働の是正や適切な残業代の請求、過労死や自殺の防止など多くの改善策となることが期待されています。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *